Posted on: 2021年1月26日 Posted by: kepro-keio Comments: 0

プロフィール

経済学部所属。3年次にエラスムス大学ロッテルダムに交換留学(経済学部独自枠利用)。留学先では学生寮に滞在。

 

【経済学部独自枠での交換留学】

経済学部独自枠はオランダ以外にも、イギリス、カナダ、フランス、ドイツなどがあります。エラスムス大学では経済学部の授業を履修することが決まっていますが、大学によっては必ずしも経済学部の科目だけでなく幅広く学べる大学もあります。

経済学部枠で出願した理由は、留学の決断までに時間がかかり、慶應義塾大学派遣交換留学(全学部生が出願できる交換留学制度、以下全塾枠)の出願に間に合わなかったからです。経済学部枠での出願は1,2月からはじまり、3月末には決定しました。また、経済学部独自枠は全塾枠と異なって、選考過程で面接はほとんどすべて英語(90%英語、10%日本語)で行われます。そのため心の準備が必要でした。

 

【留学を志した理由】

留学を志したのは大学1年の終わりです。もともと体育会に属していたのですが、団体競技という特性上、帰国後選手として貢献できない点、また留学に行って考えが変わる可能性を考慮し退部を決意しました。留学をしようと思った理由は大きく3つあります。

第一に、海外の大学で学ぶという未知の経験をしてみたかったからです。元々マーケティングに興味がありましたが、残念ながら慶應の経済学部ではマーケティング関連の授業はあまり開講されていません。そのため、経済学部枠での留学は海外の大学で優秀な学生に囲まれてマーケティングを学ぶ絶好の機会だと考えました。

第二に、自分の英語がどのくらい通用するのか試したいという思いがありました。日本語話者が少ない国では英語のアウトプットがしやすく、語学力の向上が見込める環境だと思いました。

第三に、文化的にも全く違う環境で様々なバックグラウンドを持つ人々と交流したいという思いから留学を決意しました。

 

【オランダを留学先に選んだ理由】

まず、オランダ以外に留学先として考えていた国はアメリカでした。アメリカには経済学に強い大学が多いですが、出願時期的に経済学部独自枠でのアメリカ留学は現実的ではありませんでした。そのため、アメリカ以外で経済学をきちんと学べる国としてオランダを第一候補にあげました。また、英語力向上の面においてもオランダはよい環境と考えています。これは実際にオランダに留学してからわかったことですが、オランダではスーパーマーケット等日常空間においての表記はオランダ語であるものの、基本的に英語が通じます。多国籍国家であるオランダは英語を流ちょうに話す人が多く、英語力向上も視野にいれた非英語圏留学を考えている人にはおすすめの留学先です。特に私が住んでいたロッテルダムは学生街ではないものの、近代的な街なので新しいモノや多様性に寛容である点や治安の良さにおいてもおすすめです。

【留学前の準備】

生活面に関しては、全塾枠の留学報告書に載っていた人にコンタクトをとって話を聞いたり、インターネットでの情報収集をしたりしました。語学面に関しては、オンライン英会話を受講したり、海外映画を見ていたりしました。

 

【授業の雰囲気や内容】

留学先では合計7~8科目履修しました。1年の中で5学期に分かれていて、1科目当たりの比重がかなり重いので、1学期ごとに1~2科目を履修しました。

授業で大変だったことはグループワークです。自分の英語力が他の学生よりも劣っている自覚があった上に、活発なグループワークの中で自分の価値を発揮して議論を前進させるのが大変でした。一方、授業で印象に残ったことは日本よりも自由、かつ活発な雰囲気だったことです。教室では前方の席から埋まっていくことからも、授業中にどんどん挙手し主張する文化であることがみてとれます。また、授業中飲み食いが自由なのは驚きでした。

【一番印象的だった授業】

留学先で初めての授業だった幸福経済学です。幸福度を経済学的要因で分析していく授業です。授業で日本が取り上げられることがあったのですが、日本の外から日本(日本人)のイメージを知ることができ新鮮でした。また、自分が初めて海外の学生に交じって英語で本格的に受ける授業だったこともあり、とても緊張していました。流ちょうな英語かつ論理的な意見を学生が積極的に発しており、その中で自分が発言を躊躇してしまう時もあり、やり切れない思いもありましたが、その思いをばねに残りの留学生活も頑張れたと思っています。

 

【課外活動】

大学のクラブ活動ではバドミントンクラブに所属しました。新歓期間が年に2回あり、大学のホームページを見て候補を絞りました。その中で9月の体験練習に参加し、バドミントンクラブへの入会を決めました。そこではエラスムス大学の学生だけでなく、他大学の学生やインターンシップ生も参加していることから様々な繋がりができました。授業以外の友達はここで沢山できました。友達と学校がない日にはご飯を食べに行ったり、オランダの他の街に遊びに行ったりしていました。

 

【留学後の心境の変化・今後のビジョン】

「一歩前に踏み出す度胸」と「行動力」が留学したことによって身につきました。知り合いが一人もいない中では、自分からコミュニケーションをとったり、旅行も自分で考え決めて行動したりしなければならないからです。留学を終えた今はこれからも多様な人と関わりたいと考えています。また、留学によって日本人であることを再認識し、日本が大好きになったので日本に貢献しながら、グローバルに活躍したいです。

 

【これから留学を目指す後輩に一言】

「留学前の情報収集」と「留学前に何かビジョンを持っておくこと」を意識しましょう。これらをやっておけばきっと有意義な時間を留学先で過ごせると思います。頑張ってください!