Posted on: 2021年3月11日 Posted by: kepro-keio Comments: 0
プロフィール

鶴田里帆
商学部在籍。留学前はピアノサークルに所属。3年秋学期からオランダのアムステルダム大学に交換留学。



Q 留学を志したきっかけと志望動機を教えて下さい。

きっかけは1年の夏休みに行ったカナダへの語学留学です。バンクーバーの語学学校には大人もたくさんいて、世の中の広さを実感したと同時にもっと世界を知りたくなりました。2年の秋学期を迎え、「残りの大学生活を充実させたい!」と思い、急遽交換留学の準備を始めました。元々アメリカの大学を志望していたのですが学内選考を通過することができず、二次募集でオランダのアムステルダム大学を志望しました。
志望理由には「将来は国際公務員になりたい。そのためにはMBAの取得や、多様な文化に慣れる必要がある。」と書きました。

Q 留学までの準備は大変でしたか?

大変でした。9月はずっとTOEFLの勉強をしていました。 留学が決まった後も、3年の春学期は大学で英語の授業を2つ履修しました。一つ目は商学部の洋書を毎週読む授業です。授業は15人くらいで、半数は留学予定者でした。読書量がとても多く、テスト範囲も膨大だったので忍耐力がつきました(笑)。二つ目は国際センターの異文化理解の授業で、生の英語の速さに驚きました。偶然、その授業にオランダ人がいて、留学先の授業について相談しました!慶應ともだちプログラムにも参加し、英語に触れる機会を作っていました。
ビザの申請などの諸準備はメール通りにすれば簡単です。

Q 留学先ではどこに住んでいましたか?

色々なタイプがありましたが、私は学生マンションに入りました。周りは学生ですが、完璧な一人暮らしでした。コモンルームのある寮を選んだ方が留学生同士の交流はあると思います。

Q 友達はどこで作りましたか?

初日のオリエンテーションでできた友達とずっと仲良くしていました。大学ではオリエンテーションウィークがあり、留学生がグループに分けられ3日間アムステルダムの街を回りました。留学生はオランダに知り合いがいないので、留学生同士の交友関係が続きました。

Q 何学部に所属していましたか?

留学先で慶應と同じ学部に所属する規則があったので、経済学を専攻しました。ゼミでSDGsを学んでいたので、CSRや環境経済学等を学びました。
履修科目は5月頃メールで申請し、半期分を先着順で履修するスタイルでした。最大5科目履修できますが、私は4科目履修しました。そのうち1科目は自分の勉強不足で諦めました(笑)。ちなみに、授業の形式はディスカッション形式とプレゼン形式があります。私はプレゼン形式の授業のみ履修していました。

Q 一番印象に残っている授業は何ですか?

『Intercultural Skills』という授業で、バックグラウンドが異なる人と円滑に仕事をするためにはどうすればいいかということを学びました。社会人にインタビューし、その人達が異文化に適合できているのかを4人でレポートにまとめる授業でした。

Q 授業の雰囲気はどうでしたか?

日本と同様、授業に来ない、あるいは単位を取れれば良いという人もいれば、高いスコアを取りたい人もいました。ただ、オランダ人は議論がとても好きな点で日本との違いを感じました。日本は間接的なコミュニケーションに対し、オランダは直接的なコミュニケーションだったので、色々なことをズバズバ言うことに少し驚きました。

Q オランダに住んで良かったことはありますか?

街中に運河が張り巡らされており、公園で休む文化があります。授業後によく友達と公園でのんびり過ごしていました。首都で人も多いアムステルダムですが、移動は基本自転車で満員電車もありませんでした。ノーメイクで過ごせることも含め、ストレスフリーなのが良かったです。ノーメイクなのは外国の人の彫りの深さには勝てないと思ったのもありますが…(笑)。

Q 課外活動はしていましたか?

友達とジムにサインアップしていたくらいです。暇を見つけてはヨーロッパを旅行していました。ヨーロッパ留学の醍醐味ですね。アムステルダムはハブ空港で、かつ、空港まで電車で30分だったので月に一回は各地を回りました!

Q 帰国後はどのようなスケジュールでしたか?

商学部は遡及進級できたのですが、私は大学生活を満喫したくて留学したので遡及進級しませんでした。現在就職活動中です。周りの学生は、3分の2は留学中に就職活動をしていて、していない方が少数派でした。就職活動している人はボストンキャリアフォーラムに行っていました。

Q 今後のキャリアプランについて教えてください。

やはり海外には出たいという想いがあります。コロナ禍で、街で「ヘイコロナ」と言われて「2度と海外に行きたくない」と思ったこともありました。それでも、今は海外に行きたいと思っています。就職活動では『海外への駐在機会があるか、もしくは国内で英語を使う機会があるか』を基準の一つにしています。また、SDGsに関する仕事をしたいです。オランダはこの分野において先進的で、学びが多かったです。例えば、オランダにはビーガン用の食品が当たり前に売っており、日本が遅れていると感じました。SDGsに関係する仕事は沢山あり、SDGs債を扱う金融にも興味があります。

Q 最後に後輩にメッセージをお願いします!

「ヘイコロナ」とダイレクトに言われて、大きなショックを受けていた時もありましたが、自由に海外に行けない状況になったからこそ、海外に行けていたことがありがたいと思えるようになりました。今思えばどうってことはありません。その時は辛くても後から自分のためになると感じました。留学に関しては怖がらずに行ってみるといいと思います。ぜひ挑戦して下さい!