Posted on: 2019年8月28日 Posted by: kepro-keio Comments: 0

プロフィール
名前:森幹也
留学時の学部学年:商学部商学科3年
留学先での専攻:ビジネス
留学先での言語:英語

Q. なぜウィーン経済経営大学を選んだのですか?

そもそも留学を考えたきっかけは特にこの学問を深く学びたいというわけではなく、大学生活の中で自分を成長する機会として留学がベストだと考えたことでした。そして交換留学先を選ぶ際に重視したことは自分が見たことも聞いたこともない環境でいろいろなバックグラウンドをもつ人々と学べるという点です。というのも私は慶應の一貫校にずっと通っていて、自分がいたコミュニティはすごい居心地が良かったのですがそのようなコンフォートゾーンから抜け出して新しい多様な価値観に触れる経験が必要だと強く感じていたからです。そのため私はアジア人があまり多くないオーストリアという国への留学を決意しました。
数ある大学の中でウィーン経済経営大学を選んだ理由は留学生の数がヨーロッパで2番目に多く、また、ヨーロッパの中心に位置するため、自分と接点が全くない地域、例えば東欧などとも接点が持ちやすいと考えたからです。

Q. 留学先ではどのような授業を受講しましたか?

やりたい特定の学問分野がなかったから自分の興味のある分野を幅広く受講していました。やりたい特定の学問分野がなかったから自分の興味のある分野を幅広く受講していました。
具体的には
Global Branding
Future Trends in International Business
Global Marketing Research
Consumer Behavior
Cross-Cultural Communications Management: Application to Marketing & Sales
Diversity Management
です。

Q. 留学先で勉強面で印象的だったことを教えてください

留学行く前はトフルの勉強を頑張っていたからある程度英語は大丈夫だろうと考えていたのですが、実際に行ってみると全く理解できず、ツールとしての英語ができないことで自分なりの意見や考えがあるにも関わらず授業で周りから意見を持ってない人だと思われていたことがとても辛かったです。しかし、徐々に慣れていくうちにネイティブのような流暢さではなくても自分の意見をきちんと伝えられるようになり、挫折していた時に感じた英語への高いハードルを克服することができました。

Q. 留学先ではどのような課外活動をしていましたか?

タンデム・プログラムと呼ばれる課外活動に参加していました。これはお互いの母国語を学びたいと考えている生徒同士が自動的にマッチアップされ、コミュニケーションを通じて仲良くなり、さらに第二外国語を学んでしまおうという非常に意欲的なプログラムです。僕はオーストリア人学生とペアを組んでいて、彼女に日本語を教えると同時に彼女からドイツ語を教わっています。ドイツ語のネイティヴ・スピーカーから教わることが出来るため、いわゆる「生きた」ドイツ語であり、教科書や本などを通じて学ぶのとはまた違った面白さがあります。

Q. 留学生活で一番思い出に残っているエピソードを教えてください

渡航後の9月上旬にあった学校説明会で仲良くなった友達と、プラハ、ミュンヘン、ワルシャワ、クラクフといった歴史あるヨーロッパの都市をそれぞれ2泊3日ほどで旅行したことです!
オーストリアはヨーロッパのほぼ真ん中に位置しているため、僕たちにとってあまり馴染みの無い中欧諸国にもバスや電車で簡単に足を延ばすことが出来ます。新しい友達と仲良くなるには絶好のチャンスであることはもちろん、今まで写真や本でしか見たことのない風景を実際に自分の目で見たり、知られざる深い歴史を肌で感じられたりするよい機会ですし、異国において自分たちでプランを考え行動するという過程はきっとよい経験になっていくだろうなと確信しています。
また、ウィーンといえば音楽の都と表現されることもあるように、ここでは世界三大オーケストラに数えられるウィーンフィルの演奏や国立歌劇場でのオペラを非常に安価で楽しむことが出来ます。ウィーンフィルは定期的に演奏会が開かれており、立見席であれば5ユーロで鑑賞出来ますし、日本語字幕付きのオペラも10ユーロです。大学で勉強をしながら、すぐそばでこういった伝統的な文化を感じることが出来るというのは非常に大きな魅力だと考えています。

Q. 交換留学を考えている塾生にウィーン経済経営大学をオススメするとしたらどのような点ですか?

留学は365日ずっと勉強してるわけではなく、勉強以外の娯楽の時間が留学生活に大きな影響を与えると思っていて、ウィーンはその点で満点でした。ウィーンの街はすごく清潔ですし治安はとてもよく、物価もヨーロッパではかなり安い方です。
また、ウィーンの街自体が世界遺産ということもあって、普段の街並みの建築物が芸術的でした。そして美術館、オペラ座、オーケストラは学割ですごく安くなります。例えばウィーンフィルは日本だと1万円以上するのがウィーンだと5ユーロ(約600円程度)で見れるんです。
最後に交換留学だからこそウィーンを選ぶメリットについて!社会人になるとオーストリアのビザを取る際、ドイツ語をしゃべれないとビザがおりませんが、学生だとそれがないため、長期間オーストリアに滞在したかったら学生時代の留学くらいしか選択肢がないんです。

Q. 交換留学を考えている塾生がウィーン経済経営大学を留学先として選ぶ上で考慮すべき点は何ですか?

寮は古く、いとも簡単に色々と壊れるため血の気が引きます。そして意外と寮費が高いです。また、一人部屋は数が少ないので、基本的に部屋は誰かとシェアすることになります。個人的に特に困っていることはないですが、キッチンやバスルームの使い方などで困っている人はいるようなので、どうしても一人部屋がよければ寮の募集開始後すぐに応募することをお勧めします。
また在留許可申請も面倒です。これはウィーン経営経済大学というよりオーストリアへの留学に関することですが、インターネットで「オーストリア 在留許可」などと調べると、今までこれにさんざん苦しめられてきた先達が僕らのような迷える後進のために詳しく手順や困った時の解決策などを書き残しておいてくれているブログをいくつも発見することが出来ると思います。
実際、何でもろくな準備をせずに(かなりしたつもりだったのですが)飛び込んでいってしまう僕は、役所の係員と喧嘩腰で保険関係の交渉をしすぎてしまい、あと少しでブラックリストに載せられてしまうところでした。彼らは異常なまでに高圧的で何故か常にイライラしていて、移民局だと謳っているにも関わらず送られてくる文書は全てドイツ語で書かれており、手続きが完了するまでに寮と役所を何度も往復しなければならず、本当にストレスフルな毎日でした。そして最も厄介なのが、この面倒な手続きは原則として日本人のみに課されているということです。ただでさえ日本人留学生は少ないので、渡航後(出来れば渡航前から)しっかり連携を取り、あまり時間をかけずに申請出来るように頑張ってください。